· 

リーディングのコツ2

前回から続いておりますオラクルカードリーディングの話し。


オラクルカードリーディングをするとき
リーダー(リーディングする側の人)の最重要事項として
自身の価値観やエゴを完全に排除した状態でセッションする…という話し。


リーダー、つまりただの人間が
その人の価値観や思想をもとにしてアドバイスを伝えると、
それはただの押し付けになってしまいます。

先入観やその人の知識の量によってかなり偏りますよね。

経験や知識が豊富であれば ズバッ‼ とハッキリ言ってくれるほうが
頼りがいがあるように感じたり、自信を持っている人のように見えますので
そっちをお好みの方もいらっしゃるでしょう…

それはそれでよいのですが
こちらから答えを言ってしまったのでは
“自分を知る”という事の深い部分まではなかなか届かないのです。


耳から入った言葉は一時的にインパクトが強く印象にも残ります。

しかしそれは部分的なものであったり自分にとって都合のよい部分、
あるいはよくなかった部分に対して
感情がプラスされた状態で一時期残る状態になります。

一時的に気付きがもたらされるのであればそれはそれで素敵なことなのですが
せっかくセッションを受けいただいたのであるなら
実際に行動に移したりして変化していただきたいですよね。

行動に移すまでもっていくためには
感情の深い部分を動かさなければなりません。

それは他人に言われてどうこうなる部分ではなく自分で気付いて決めなければ
本当の意味で「自分で」動くことにはならないのです。


言われたからやった
言われたからやっている

やっているなら別にそれでもいいのかもしれないですが
それって本気度はどうでしょうか…
覚悟度合はどうでしょうか…
そしてワクワク感、楽しみ具合はどうでしょうか…


自分で決めたことをやりたいからやる
やれば望んだ目的に辿り着けるから苦しくても頑張るっ
という状態はエネルギーが違います。

学ぶことも得ることも違ってきます。

 

目に見えない部分であり そしてすぐに何かを実感できないことも多く・・・

だからこそ根本的な部分に自ら向き合えるように導いていけるのが

オラクルカードの凄いところだと感じています。